神さま目線 仏さま目線

人の悩みの多くは人間関係と言われます。ドキドキする恋の悩みも人間関係ですね。

人には生まれ育った環境や経験の違いにより考え方や感じ方が違っています。

 

たとえば、”花”といえば・・・?

さて、何と答えますか?ある人は太陽のような”ひまわり”、ある人は情熱の”バラ”など

”音楽”、”色”・・・おそらく10人いれば10人とも違う答えだと思います。

昔の人は”十人十色”とはよく言ったものです。

「太陽のような」「情熱」といった言葉にそれぞれの人の感情や性格があらわれて

いるのです。

 

このようなお遊び程度の違いならゲーム感覚で面白いのですが、いざビジネスとなれば

この違いはシビアになってきます。

望ましいのはWIN-WINの関係ですが、”十人十色”ですので完全な意見の一致は期待できませんし、違いに拘りすぎると人間関係に亀裂が生じますね。

 

今回、仕事場で意見の違いの対処法の1つご紹介します。

利害関係の意見の違いは「お金」などの尺度があり、解決の糸口も見つけやすいでしょう。

しかし、信念や思いの違いはそう簡単にいきません。

たとえば、年配の方の「べき論」、できる人の「~は当たり前」、被害妄想論者、勧善懲悪主義の「正義中毒」症・・・明らかに間違っていないだけに聞かされている方も対応に困ったりします。

 

そこで、「神さま目線」「仏さま目線」の対応が役に立ってきます。

決して”上から目線”ではありません。”俯瞰的な目線”ということです。

相手と同じ目線でいるとついつい対抗心を燃やし、持論をぶつけ合うことで

不毛な議論に時間と体力を奪われ、ストレスに繋がっていきます。

 

決して俗人にはできませんが「神さまのような慈悲の気持ち」「仏さまのような悟りの境地」になったつもりで話を聞いてみてください。

 

神さま目線」「仏さま目線」のメリット

 ① 落ち着いて聞ける。相手の話が良く見えるようになる

 ② 相手の意見も理解できるようになる

 ③ 少し優越感を味わえる?

 

これを習慣化していくと

 ・傾聴スキル

 ・アサーションスキル

 ・俯瞰的感覚

 が、身についていきます。

 

また、”心理的安全※な人”というおまけもついてきます。

 ※その人に話をしても聞いてくれる、反論されない安心感

 

ここまでくれば、周りとの会話や雑談が増え心理的な距離も近くなり、情報や協力も得られるようになるでしょう。

 

明日から使える「神さま目線」「仏さま目線」

神さま仏さま気分て良くないですか?